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24年間の通院記録の中で、一番つらかった時期がある。
狭心症発作と、パニック発作と、うつ病が重なった頃だ。
死にたくない自分と、死にたい自分
うつ病になる前、自殺のニュースを見るたびに心の中で叫んでいた。「その命、俺にくれよ」と。理屈ではなく、本能的な感覚だった。それほど生に執着していた。
その私が、「ふと、死にたくなる」のだった。
狭心症発作なのかパニック発作なのか、区別がつかない恐怖の中で、「死にたくない自分」と「うつで死にたい自分」が同居した。その精神状態は、地獄だった。他に表現する言葉がない。
うつ病は、心の風邪ではない
「うつ病は心の風邪」という表現を、たまに目にする。風邪どころの騒ぎではない。生死に関わる病気だ。
そして、まわりの人間には到底理解してもらえない病気でもある。
私が親友の一人にうつ病をカミングアウトした時、彼はこう言った。「うつとは一番遠い存在と思っていたお前が」。信じられない表情で、本当に驚いていた。そして「いつ誰がうつ病になってもおかしくない。うつ病って怖いな」とも言っていた。
私も同じだと思った。
会社や職場で2次被害を受ける前に
うつ病になったら、できるだけ早く傷病手当の申請を済ませて、療養に専念してほしい。精神科の先生に相談すれば、診断書も書いてもらえるし、手続きの方法も教えてもらえる。
職場や学校で2次被害を受ける前に、まず自分を守る手続きを取ること。これが最初にやるべきことだ。
うつ病は、気合や根性でどうにかなるものではない。休むことが、何よりの回復への近道だと私は実感しています。
経営者こそ、気をつけてほしい
中小零細企業の経営者、自己責任が強く働きすぎるビジネスパーソンは特に多いように感じる。
グングン伸びていた企業が急にしぼみ始めた場合、もしかしたら経営者がうつ病なのかもしれない。
私自身、経営者だった。「自分に限って」という感覚は、誰の心にもある。でも、うつ病は誰にでも来る。

重なりながら、続けた
狭心症もパニック障害もうつ病も、今も完全には消えていない。形を変えながら、今も一緒にいる。
あの頃が一番つらかったのは、病気そのものより「自分が自分でなくなる感覚」だったと思う。それでも通院を続けたことが、今日につながっている。
24年間の通院記録を一冊にまとめた本があります。うつ病と狭心症が重なったあの頃のことも、正直に書いています。
『12の傷病と耳の難病、24年目の通院記録【共存篇】』(Amazon)
Kindle Unlimitedに加入されている方は、追加料金なしでお読みいただけます。
共病という生き方の全体像は、共病とは何か|12の傷病と24年の通院記録から考える生き方にまとめています。
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