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「大人の癒し絵本」というジャンルがあります。子どもに読み聞かせるためではなく、大人が自分のために読む絵本です。情報を得るためでも、スキルを学ぶためでもなく、気持ちに寄り添ってもらうために手に取る本。
大人の癒し絵本とは何か
子ども向けの絵本には、たいてい何かしらの「学び」や「メッセージ」があります。勇気を持とう、友だちを大切に、諦めないで。そういう言葉が、物語の中に自然と込められています。
大人の癒し絵本は、少し違います。
明確なメッセージがない場合もあります。学びがない場合もある。ただ、読んだ後に「少し楽になった」「一人じゃない気がした」という感覚だけが残る、そういう本があります。
大人になると、答えのない感情を抱えることが増えます。解決できない悩み、言語化できない疲れ、誰にも話せない気持ち。そういうものを「解決」するのではなく、ただ「共にある」ことが、大人の癒し絵本の役割だと思っています。
「解決してくれる本」より「そばにいてくれる本」
本を選ぶ時、私たちはしばしば「役に立つ本」を探します。情報が得られる本、スキルが身につく本、悩みが解決する本。
でも、本当に疲れている夜には、そういう本を読む気力がないことがあります。
そういう夜に手に取れる本は、もっとシンプルな本です。読むのに気力がいらない、でも読んだ後に少し違う夜になっている、そういう本。リボン王国シリーズは、そこを目指しています。
こんな方に向いています
リボン王国シリーズは、以下のような方に届けたいと思って作っています。
頑張りたいけど頑張れない夜がある方。誰かに分かってもらいたいけど、言葉が出てこない時間がある方。励ましより相槌がほしい時がある方。「そのままでいいよ」という言葉を、静かに受け取りたい方。
※ ただし、これは「そういう方だけ」向けの本ではありません。穏やかな絵本の世界が好きな方、ポメラニアンが好きな方、短い物語が好きな方にも楽しんでいただけます。

リボン王国シリーズ 全作品
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